最近、気分の落ち込みやモヤモヤへの対処法として「瞑想」、「マインドフルネス」という言葉をよく聞きます。気になってやってみたけど難しかったという方もいるのではないでしょうか?何もしない状態で「今、この瞬間に意識を向ける」ことが苦手な方へ、「書く瞑想」ともいわれるジャーナリングをおすすめします。
方法はとても簡単で、好きなノートと筆記具を用意し、一定の時間、思い浮かぶことをただひたすら書いていきます。
取り組む際のポイント
・あるテーマについてずっと書き続ける
・頭で考えずに手を動かす
・脚色しないで事実や気持ちをあるがままに書く
・ジャーナリング中の感情も書いて良い(書くの疲れたー、腹が立ってきた、など)
・誤字脱字、文章の上手さや読みやすさは気にしない
・時間で区切っても紙の枚数で区切ってもOK
・毎日でも、気が向いたときだけでもOK
テーマの例
・私が好きな○○/嫌いな○○(ドラマ、スポーツ、芸能人、本、言葉など)
・私が得意なこと/苦手なこと
・私が将来やりたいこと
・私がいつか行ってみたい場所
・今日あったこと
・今朝起きて最初に頭に浮かんだこと
・今頭の中にあること
・今楽しみなこと/不安なこと
・今やりたいこと/やりたくないこと
取り組むことによるメリットとして、「自分はこんなことを思っていたのか」と俯瞰し、感情をコントロールしやすくなること、大変だと思っていたことについて状況を整理することで「案外やれそうだな」と冷静になれること、さらには、書きながら「今、この瞬間」に集中することで、マインドフルネスや瞑想と同じような安らぎが感じられることがあります。
また、楽しく取り組むための工夫として、お気に入りの紅茶を飲みながら書く。お気に入りのノートや筆記具を使う、などがあります。回数を重ねていくことで、この環境・この筆記具が書きやすいという好みも生まれるでしょう。
スマホやパソコンが主要ツールとなっている現代、手で文字を書くことから離れている中、あえてジャーナリングに取り組み、「書く」こと、「モヤモヤから解放される」ことの気持ちよさをぜひ味わってみてください。
引用サイト 閲覧日:2023年5月9日
・ジャーナリングのやり方とおすすめノート3選!そのモヤモヤ、書いて吹き飛ばそう|コクヨ ステーショナリー
https://www.kokuyo-st.co.jp/mag/live/2021/06/000188.html
・書く瞑想、ジャーナリング 集中力高め仕事効率を改善 - 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38862340S8A211C1000000/
・頭に浮かぶことを “紙に書く習慣” 始めませんか? 科学的に証明された「ジャーナリング」のすごさ。 - STUDY HACKER|社会人の勉強法&英語学習
https://studyhacker.net/journaling-taikendan