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「自信」(自己効力感)をつけるためには

これまでに「自信」をつけたいと思ったことはありますか。これまでの研究から、「自信」と心の健康には関連があると考えられています。

そこで今回は「自信」をつける方法を3つ紹介したいと思います。

 

その前にまず、「自信」(自己効力感)お話します。

 

心理学者のバンデューラは、人が何か行動をする時には、「結果予期」と「効力予期」という機能が重要だと考えました。

「結果予期」

ある「行動」を行うと、ある「結果」が期待できるとするものです。例えば、「毎日ストレッチを1時間すると1年で肩こりが治るかもしれない」というようなものです。

「効力予期」

「行動」をする前に、その行動ができるかどうかの自信のことです。先程の例で言うと、「毎日1時間のストレッチを、1年間やり続ける自信」となります。

 

1年間毎日1時間ストレッチをすると肩こりが治るという「結果予期」が高くても、毎日1時間ストレッチをするのは難しそうという、「効力予期」が低い状態だと、行動するためのやる気が起きないのです。

 

やる気になるためには、「効力予期」を高めること、”行動することができる”という「自信」が大切です。この「自信」のことをバンデューラは「自己効力感」と呼びました。

 

 

ではこれから、「自信」(自己効力感)を高める方法を紹介していきます。

バンデューラによると、自信に影響を与える要因は4つあると考えられていますが、その内の1つは効果が一次的なため、今回は3つの方法をご紹介します。

 

まず1つ目は、「できるだけ目標を小さくし、小さな目標をクリアしていく」という方法です。「自信」は、目標が大きすぎると高くなりにくいため、できるだけ目標を小さくし、小さな目標をクリアしていくことが大切です。この方法は、最も強く、安定して「自信」を高められると考えられています。

 

2つ目に、他の人が何か行動して達成している様子を観察することです。身近な人が達成している様子を見て、「自分にもできそうだ」と感じることで、「自信」を高めることができます。

 

最後に、「自分には能力がある」、「達成できる」と言葉で繰り返し、暗示にかけることです。周りの人から説得されることも効果はありますが、自分自身に「できる、できる…」と何度も繰り返し、言い聞かせることでも「自信」を高めることに繋がります。

今回は「自信」(自己効力感)を高める方法についてお話しました。この内容が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

引用・参考文献

・池辺さやか・三國牧子(2014).自己効力感研究の現状と今後の可能性.九州産業大学国際文化学部紀要,57159-174

・植木理恵(2013).『ビジュアル図解 心理学』.株式会社KADOKAWA96-97

・松島暢志 (2019). 自己効力感. 和顔愛語, 47, 13-13